B評価:アクサダイレクト評判レビュー~安さを重視(2024年)

保険料の安さに強みあり

世界最大級の保険グループ「アクサ」を親会社に持つアクサダイレクトは1990年台後半の自動車保険自由化に伴って日本に登場したインターネット自動車保険(ダイレクト自動車保険)の老舗的な存在です。

当時としては珍しかったリスク細分型(走行距離や車種、年齢など様々な条件で保険料が変わる)の仕組み導入により大幅な保険料の引き下げを実現し、現在のインターネット自動車保険の流れをリードしてきた存在でもあります。

そのアピールポイントは保険料の安さにあり、「とにかく安い自動車保険が良い」と考える方なら候補に入れておきたいところです。

その特徴、他社と比較して見えてくる違いはどこにあるのでしょうか?以下に述べていきます。

(最終更新:2024年10月)

主な補償内容と評価

まず、主な補償内容と口コミ評判、当サイトの評価は以下のようになります。

  • 走行距離による保険料区分:あり(8区分)
  • ネット割引:2,000円~20,000円
  • 特約:7種類
  • 事故の初期対応時間:平日・土日ともに9時~19時
  • 事故処理拠点:11か所
保険料の安さ事故対応力事故現場急行サービス総合評価
なし

SNSにおけるアクサダイレクトの評判、口コミまとめ ※Microsoft Copilotを使用

【ポジティブな意見】
・ 手頃な価格: 保険料が比較的安いという意見が多いです。
・サービスの質: カスタマーサービスが良好で、問題が発生した際に迅速に対応してくれるとの声があります。
・柔軟なオプション: 保険のオプションが多く、自分のニーズに合わせてカスタマイズできると評価されています。

【ネガティブな意見】
・請求のトラブル: 一部のユーザーは、請求に関するトラブルが発生したと報告しています。
・保険金の支払い遅れ: 保険金の支払いが遅れることがあるという意見もあります。
・オンラインサービスの不満: オンラインでの手続きが不便であると感じるユーザーもいるようです。

自動車保険(任意保険)の基本的な内容はどこでもほぼ共通ですので、メインである4種の保険セット(対人賠償、対物賠償、人身傷害、車両)はアクサダイレクトと他社に大きな違いはありません。

特約(有料オプション)は7種類と標準的です。

当サイトですすめる最低限必要な特約は「弁護士費用の補償」「対物超過修理費用の補償」ですので、アクサダイレクトで契約するなら最低限「弁護士費用補償特約」「対物全損時修理差額費用補償特約」が必要となります。

原付バイクに乗るならさらに「ファミリーバイク特約」も必要となります。

参照
ローコスト&最低限で備えるなら自動車保険に必要な特約は二つだけ!

その他には必須と言える特約はないので契約者の意向に応じて付加するかたちとなります。

以下に、インターネット自動車保険でも最も重視すべき「保険料の安さ」「事故対応力」に重点を置いてアクサダイレクトと他社を比較評価します。

準備中

保険料の安さは近年ややかげりも

アクサダイレクトの保険料はもともと自動車保険全体の中でも上位クラスの安さとなっていました。

ただし近年のリサーチによると、インターネット自動車保険全体の中ではやや価格競争力が弱くなっている傾向も見て取れます。

【インターネット自動車保険 保険料の安さランキング2024】

会社名評価
SBI損保
チューリッヒ
楽天損保
三井ダイレクト
おとなの自動車保険
ソニー損保
アクサダイレクト
イーデザイン損保

当サイトのランキングの根拠と参考:価格.com保険料満足度ランキング、オリコン価格調査ランキング、週刊ダイヤモンド保険特集、JDパワー自動車保険満足度調査

とはいえ、アクサダイレクトは代理店型自動車保険も含めればコストパフォーマンスに優れていることは間違いなく、保険料の安さがアピールポイントと言えます。

自動車保険は条件によって保険料が変わりますので、コスパを重視するなら一括見積もりなどで他社と比較しておきたいところです。

事故対応力は?

事故対応力についての比較は以下のようになります。

【インターネット自動車保険事故対応力ランキング2024】

事故対応力事故現場急行サービス
ソニー損保あり
イーデザイン損保あり
アクサダイレクトなし
おとなの自動車保険あり
チューリッヒなし
三井ダイレクトなし
楽天損保あり
SBI損保なし

当サイトのランキングの根拠と参考:価格.com保険料満足度ランキング、オリコン価格調査ランキング、週刊ダイヤモンド保険特集、JDパワー自動車保険満足度調査

自動車保険において保険料と並び最も大事な要素である事故対応力については、トップクラスの評価とはなっていません。

アクサダイレクトのサポート体制自体は、インターネット自動車保険としては広範囲な損害サービス拠点地域数(11地域)があり、充実した内容にも見えます。

ただし、事故を起こした際の初期対応時間が9時~19時と他社と比較してやや短めで、夜間の事故に不安のある方にとっては気になるところです。

また、複数の第三者期間による評価(JDパワー、オリコン、日経ビジネス等)で高評価とはなっていない点、近年広まる事故現場急行サービスも無い点などは気になるところです。

実際の事故対応については担当者の能力や考え方に左右される部分も大きいので一概には言えませんが、こうしたリサーチの存在も頭に入れておきたいところです。

まとめ~どんな人がアクサダイレクトを選ぶべき?

アクサダイレクトの一番の強みは保険料の安さにあり、コストパフォーマンスを重視する方ならぜひ候補に入れておきたいところです。

インターネット自動車保険は安さ勝負のもの、事故対応力重視のもの、ロードサービスやその他のサービス重視のものなど、各社それぞれの強みがあります。

検討する際には各社の保険料を比較しつつ、それぞれの特徴を知ったうえで選ばれることをおすすめします。

当サイトの比較レビュー、ランキングもぜひご参照ください。

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 インターネット自動車保険比較ランキング(2024年版)

当サイトのランキングの根拠と参考:価格.com保険料満足度ランキング、オリコン価格調査ランキング、週刊ダイヤモンド保険特集、JDパワー自動車保険満足度調査