
業界トップクラスの安さ!
他社との比較見積もりをとった場合に安くなりやすい点に魅力を感じられるのがSBI損保の自動車保険です。
コストパフォーマンスを重視して自動車保険を選ぼうとしている人ならぜひ検討してみたいところでしょう。
では、その補償内容や事故対応品質はどうなっているのでしょうか?他社との違いはどこにあるのでしょうか?
ひとことで言うと、保険料の安さには優れていますが、事故対応については現状ではトップクラスとまでは言えないため、当サイトではB+評価と位置づけています。
以下にその詳細と他社と比較して見えてくる違いを述べていきます。
(最終更新:2024年10月)
主な補償内容と評価
まず、主な補償内容と口コミ評価、当サイトの評価は以下のようになります。

- 走行距離による保険料区分:あり(7区分)
- ネット割引:新規14,000円、継続10,000円
- 特約:7種類
- 事故の初期対応時間:平日9:00~19:00、土・日・祝日9:00~17:00
- 事故処理拠点:4地域(東京・大阪・仙台・福岡)
保険料の安さ | 事故対応力 | 事故現場急行サービス | 総合評価 |
---|---|---|---|
![]() | ![]() | なし | ![]() |
自動車保険(任意保険)の基本的な内容はどこでもほぼ共通ですので、メインである4種の保険セット(対人賠償、対物賠償、人身傷害、車両)はSBI損保と他社に大きな違いはありません。
当サイトおすすめプラン
対人賠償保険:無制限
対物賠償保険:無制限
人身傷害保険:3000万円
搭乗者傷害保険:不要
車両保険:状況によって必要
必要な特約
★弁護士費用の補償
★対物超過修理費用の補償
★ファミリーバイク特約(原付バイク所有者のみ)
※「無保険車傷害保険」と「自損事故保険」は自動セットされるので検討対象外。
SBI損保は近年の改定によりインターネット自動車保険で主流となっている走行距離による保険料区分が採用され、年間走行距離が短いドライバーほどより保険料が安くなる仕組みとなっています。
特約(有料オプション)は7種類。当サイトですすめる最低限必要な特約は「弁護士費用の補償」「対物超過修理費用の補償」ですので、SBI損保で契約するなら「弁護士費用等補償特約」「対物差額修理費用補償特約」が必要となります。
原付バイクに乗るならさらに「ファミリーバイク特約」も必要となりますが、それ以外は必須と言えるものはないので契約者の意向次第となります。
参照
ローコスト&最低限で備えるなら自動車保険に必要な特約は二つだけ!
SBI損保の保険内容は全体的にスタンダードな内容となっています。
以下に、インターネット自動車保険でも最も重視すべき「保険料の安さ」と「事故対応力」に重点を置いてSBI損保を他社と比較評価します。
保険料の安さはトップクラス
SBI損保の最大のメリットは保険料の安さ、コストパフォーマンスにあります。
【インターネット自動車保険 保険料の安さランキング2024】
会社名 | 評価 |
---|---|
SBI損保 | ![]() |
チューリッヒ | ![]() |
楽天損保 | ![]() |
三井ダイレクト | ![]() |
おとなの自動車保険 | ![]() |
ソニー損保 | ![]() |
アクサダイレクト | ![]() |
イーデザイン損保 | ![]() |
当サイトのランキングの根拠と参考:価格.com保険料満足度ランキング、オリコン価格調査ランキング、週刊ダイヤモンド保険特集、JDパワー自動車保険満足度調査
20代、30代などの若い世帯から60代のシニア世帯まで、自動車保険料を他社と比較するとSBI損保は上位クラスの安さとなることが多く、高くなりがちな国内大手系の代理店型自動車保険と比較すると半額近い保険料となることさえあります。
全体的な傾向として、かつて保険料の安さは外資系損保が「安い自動車保険」の代名詞的存在でしたが、SBI損保はそれらにも匹敵するコストパフォーマンスが強みです。
ちなみに、SBI損保は2007年に旧ソフトバンク系列のSBIホールディングスとあいおい損保(現在のあいおいニッセイ同和損保)の共同出資により生まれた会社です。

ケータイ業界をはじめ、様々なジャンルでの価格破壊を仕掛けてきた孫正義氏を筆頭とするソフトバンクグループの理念がSBI損保のコストパフォーマンスの良さにもつながっています。
事故対応力について
業界最安の保険料の安さを実現しているSBI損保はその一方、事故対応力についてはトップクラスの評価とまではなっていません。
【インターネット自動車保険事故対応力ランキング2024】
事故対応力 | 事故現場急行サービス | |
---|---|---|
ソニー損保 | ![]() | あり |
イーデザイン損保 | ![]() | あり |
アクサダイレクト | ![]() | なし |
おとなの自動車保険 | ![]() | あり |
チューリッヒ | ![]() | なし |
三井ダイレクト | ![]() | なし |
楽天損保 | ![]() | あり |
SBI損保 | ![]() | なし |
当サイトのランキングの根拠と参考:価格.com保険料満足度ランキング、オリコン価格調査ランキング、週刊ダイヤモンド保険特集、JDパワー自動車保険満足度調査
自動車保険の満足度調査において最も権威ある存在であるJDパワー社の事故対応満足度調査においてSBI損保は毎年最下位クラスの評価となっています。
実際に事故に遭った際の損保会社の対応は、組織の対応力のみならず担当した個々の社員にも左右されるので一概に比較はできませんが、こうしたリサーチの存在も頭に入れておきたいところです。
ちなみにSBI損保のロードサービス内容は充実しており、ここは評価できる点といえます。
まとめ~どんな人がSBI損保を選ぶべき?

業界トップクラスの安い保険料を実現しているSBI損保。
「とにかく安い自動車保険が良い」という方であれば候補のひとつに入れておきたいところであり、当サイトでもB+評価のランキングづけとしています
「保険料を安く抑えたい」「あまり運転しないからなるべく安く済ませたい」「二台目の車用に」と考える方にとって、SBI損保は適していると言えるでしょう。
その場合は、サポート体制や事故時の対応なども問い合わせるなどして十分確認、納得したうえで選ばれることをおすすめします。
当サイトの他社の比較レビュー、自動車保険ランキングもぜひご参照ください。