インターネット自動車保険比較ランキング(2024年版)

当サイトのランキングの根拠と参考:価格.com保険料満足度ランキング、オリコン価格調査ランキング、週刊ダイヤモンド保険特集、JDパワー自動車保険満足度調査

当サイトでは自動車保険の効率的な選び方として「まず最初に各社の保険料を比較する」ことをおすすめしています↓

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自動車保険ってどんな仕組み?

運転

ソニー損保やチューリッヒ、おとなの自動車保険など、近年、広告で見かける自動車保険の多くはインターネット自動車保険(ダイレクト自動車保険、通販型自動車保険)と呼ばれるタイプのものです。

ではこれってどんな仕組みなのでしょうか?

まず日本の自動車保険制度は、国が管理して必ず加入する自賠責保険(強制保険)と、民間の損保会社が管理していて、ドライバーそれぞれが任意(にんい)で加入する任意保険の2つから成り立っています。

そして一般的には任意保険のことを「自動車保険」と呼ばれることが多いです。

「任意」だから原則的には「入っても入らなくても良い」保険なのですが、日常的に車を運転するなら任意保険は絶対に加入すべきです。

なぜなら自賠責保険はあくまで最低限の救済を目的にしたものに過ぎず、それだけでは不十分だからです。

自賠責保険と自動車保険(任意保険)の主な比較は以下の通りです。

 

自賠責保険任意保険
相手への補償ケガ・死亡
車・物
自分への補償ケガ・死亡
車・物
その他示談交渉
ロードサービス
※自賠責保険のケガ・死亡への補償上限は3000万円。任意保険は無制限まで設定が可能。

 

自賠責保険はあくまで人への補償(対人賠償)のみであり、補償限度額も限られます。

 自賠責保険の主な補償内容

★死亡=3000万円
★重度の後遺障害=4000万円
★ケガ(傷害)=120万円

 しかし、実際には自賠責保険の補償限度を超える高額賠償の事例はたくさんあります。

29才会社員(男性)に後遺障害→賠償額 3億8281万円
25才大学研究員(男性)に後遺障害→賠償額 3億5978万円
17才高校生(男性)に後遺障害→賠償額 3億3678万円

 このような場合、限度額を超えたぶんはすべて自己負担となって重くのしかかります。

さらに自賠責保険のみだと相手の車やガードレールの破損といった対物賠償は一切補償がされませんし、自分側のケガや車の破損も対象外です。

相手側との示談交渉も自分でやらなければなりませんし、車にトラブルがあった際に呼べるロードサービスも利用できません。

こうした自賠責保険の不足を補うために存在しているのが自動車保険(任意保険)です。

つまり自動車保険(任意保険)とは絶対に必要な自賠責保険の上積み保険なのです。

参照
自動車保険(任意保険)は絶対に必要な「上積み保険」! 

保険料が安い!「インターネット自動車保険」とは?

かつて自動車保険(任意保険)と言えば、車を販売しているディーラーや、保険販売の代理店を通じて契約するのが一般的でした。

しかし、最近ではそれらを通さずにドライバーがそれぞれの損保会社と直接インターネットを通じて契約するインターネット自動車保険が広まりつつあります。

ドライバーが損保会社と直接(ダイレクトに)契約することからダイレクト自動車保険とも呼ばれています。

代理店やディーラーを通さないため保険料をより安くできるのが、インターネット自動車保険の最大の魅力です。

※従来の「代理店型」自動車保険のイメージ

代理店型自動車保険

※インターネット自動車保険(ダイレクト自動車保険)のイメージ

インターネット自動車保険

最近、広告でよく目にする「ソニー損保」「チューリッヒ」「おとなの自動車保険」などはすべてインターネット自動車保険です。

ソニー損保
おとなの自動車保険
チューリッヒ

かつて「インターネット自動車保険は安いぶん事故対応力やサービスが劣る」とも言われていました。

しかし近年はソニー損保のように従来の大手損保にも劣らない高評価を受けるところも出てきています。

参照
インターネット自動車保険(ダイレクト自動車保険)とは?安い&おすすめの3つの理由

保険料の安さを重視して自動車保険を選びたいなら、インターネット自動車保険は積極的に検討していく価値があるといえます。

インターネット自動車保険を「安さ」だけで選ばないで!

現在、日本には多くのインターネット自動車保険がありますが、どれもネットを通じて申し込めるので、選ぶ際にはつい「一番、保険料が安い会社はどこだろう?」と考えてしまいがちです。

今は各社の保険料をすぐに比較することのできる便利な「一括見積もりサイト」もありますので、比較して安いところを安易に選んでしまいがちです。

でもちょっと待って下さい。自動車保険の価値は「保険料の安さ」だけでは決まりません。

各社の保険にはそれぞれの特徴、強みがあり、あなたが何を重視するかによってベストな自動車保険選びは変わります。

特に当サイトでは「事故対応力」を重視した自動車保険選びをおすすめしています。

自動車保険の本質は「事故対応力」にあります。

近年は賠償額が数千万円から1億円を超えるようなケースもどんどん出ており、深刻なトラブルに発展するケースも珍しくありません。

だからこそ、いざ事故を起こした時のサポート体制はどうなっているのか?事故処理・保険金の支払いはスムーズに行われるのか?示談交渉は適切に進められるのか?

こうした事故対応力こそ、自動車保険選びでは最重要視されるべきなのです。

各社の事故対応力評価と保険料の安さを見てみると、どうしても安い自動車保険ほど事故対応力が低くなる傾向にあります。

これは、保険料を安くするとどうしても人件費をかけられず、サポート体制を充実させることが難しくなるからです。

だからこそ、「安い保険だったけど、いざという時に役立たなかった」とならないためにも、事故対応力は重視する必要があるのです。

各社の自動車保険はどう比較する?

では、各社の自動車保険はどのように比較していけば良いのでしょう?

まずそもそも、自動車保険(任意保険)の内容は「対人賠償保険」「対物賠償保険」など7種の保険と各種の特約がセットとなったもので、基本的な構成はどこの会社でもほぼ同じです。

参考に、当サイトでの推奨プランを以下に示します。これはどこの損保会社を選んでも共通しています。

当サイトおすすめプラン

対人賠償保険:無制限
対物賠償保険:無制限
人身傷害保険:3000万円
搭乗者傷害保険:不要
車両保険:状況によって必要

必要な特約
★弁護士費用の補償
★対物超過修理費用の補償
★ファミリーバイク特約(原付バイク所有者のみ)

※「無保険車傷害保険」と「自損事故保険」は自動セットされるので検討対象外。

参照 結論!安い&安心重視のベストな自動車保険プランとは?

商品内容はほぼ共通しているので、各社の比較ポイントは「保険料の安さ」「事故対応力」「ロードサービス」などになってきます。

特に安さ重視でインターネット自動車保険を選ぶなら、最も注目すべき比較ポイントは「保険料の安さ」「事故対応力」の2つです。

しかし事故対応力は医療保険の「入院日額5,000円、手術給付金10万円」などのように明確な数字で単純比較できるものではありません。

また、保険料はドライバーの年齢、車種、免許の色(ブルー、ゴールド)、等級など様々な要素によって事故率を判定して、個々に異なる保険料が設定されるという「リスク細分型」の仕組みであるため、比較は簡単ではありません。

そこで自動車保険の比較で参照したいのが価格.comなどの第三者リサーチによる比較ランキングです。

【最新版】保険料の比較で優れる自動車保険は?

【インターネット自動車保険 保険料の安さランキング2024】

会社名評価
SBI損保
チューリッヒ
楽天損保
三井ダイレクト
おとなの自動車保険
ソニー損保
アクサダイレクト
イーデザイン損保

当サイトのランキングの根拠と参考:価格.com保険料満足度ランキング、オリコン価格調査ランキング、週刊ダイヤモンド保険特集、JDパワー自動車保険満足度調査

「保険料の安さ」では、価格.comの保険料満足度ランキング、オリコンの価格調査ランキング、週刊ダイヤモンドの保険特集で行われる保険料比較ランキングが年に1回のペースで行われています。 

各社損保とも毎年保険料の見直しを行っているため、その年ごとに比較ランキングの順位は少しずつ変わってきます。

ただしその中でも一定の傾向はあります。

例えばチューリッヒやSBI損保は毎年、他社と比較しても上位となりやすく、「安いインターネット自動車保険」というイメージが強いです。

2024年の保険料の安さを比較すると、SBI損保、チューリッヒ、楽天損保が上位となりました。

ただし保険料が安く設定されていると、そのぶんスタッフの数が不十分になったり、サービスの質が落ちたりと、事故対応力が低くなりやすい傾向があることは注意が必要です。

決して安さのみでは選ばないようにしましょう。

ちなみに自動車保険の保険料はドライバーの年齢、車種、免許の色(ブルー、ゴールド)、等級など様々な要素で変わってきますが、「保険スクエアbang」の一括見積もりサービスを使えば最短5分程度の入力で最大20社の見積もりを無料で取ることができます。

効率的な自動車保険選びのサポートとして、こうしたサービスも積極的に活用したいところです。

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事故対応力の比較で優れているのはソニー損保!

【インターネット自動車保険事故対応力ランキング2024】

事故対応力事故現場急行サービス
ソニー損保あり
イーデザイン損保あり
アクサダイレクトなし
おとなの自動車保険あり
チューリッヒなし
三井ダイレクトなし
楽天損保あり
SBI損保なし

当サイトのランキングの根拠と参考:価格.com保険料満足度ランキング、オリコン価格調査ランキング、週刊ダイヤモンド保険特集、JDパワー自動車保険満足度調査

次に事故対応力の比較です。

こちらは顧客満足度に関する調査・コンサルティングの国際的な専門機関であるJ.Dパワー社による比較ランキングを参照しています。

J.Dパワー社は毎年、実際に各損保会社に事故連絡、保険金請求を行った契約者約4000~5000人にリサーチした結果を公表しています。

現在、各社の事故対応力を評価するうえで重要な指標のひとつとされています。

こちらを比較するとソニー損保が突出して高い評価を得ました。

ソニー損保はインターネット自動車保険のみならず、代理店型自動車保険を含めた事故対応力ランキングでも近年トップクラスの常連となっています。

ソニー損保はインターネット自動車保険全体の中だと、保険料はやや高めになりがちです。

しかしもともとソニー損保は安さ勝負というより「納得感のある保険料」をコンセプトにサービスの充実に重点を置いており、その結果としての高評価と言えるでしょう。

逆に、保険料の安さで目立っていた他社の損保は事故対応力では下位の常連となっています。

こうして比較してみると保険料とサービスの質は反比例するという傾向が見て取れます。

また近年、インターネット自動車保険は事故現場にセコムやアルソックのスタッフが駆けつける「事故現場急行サービス」を提供しているところも増えてきました。

初心者ドライバーや女性にとっては特に心強いサービスですので、ここも選ぶポイントとして意識しておきたいところです。

結論!最新自動車保険おすすめ比較ランキング

では、現在ベストのインターネット自動車保険はどれになるでしょうか?

「事故対応力」と「保険料の安さ」の2つを重視して、ここまでの比較ランキングを総合すると以下の通りとなります。

 インターネット自動車保険比較ランキング(2024年版)

当サイトのランキングの根拠と参考:価格.com保険料満足度ランキング、オリコン価格調査ランキング、週刊ダイヤモンド保険特集、JDパワー自動車保険満足度調査

この結果、現在のトップ評価はソニー損保、イーデザイン損保、セゾン「おとなの自動車保険」となります。

以下に、それぞれの主な特徴を述べていきます。

「ソニー損保」~安定感ナンバーワン!~

まず「充実した事故対応力」で一番に挙げられるのがソニー損保です。

ソニー損保は日本企業としては最も早くインターネット自動車保険の販売をスタートさせて、長くシェア1位の座を維持し続けています。

損保業界として初めて休日に平日同様のサービスセンターを設置したり、「走ったぶんだけ払う」保険料の設定、安全運転するほど安くなる「テレマティクス保険」の導入など、それまでなかった数々の画期的なサービスを打ち出してきています。

特に近年導入した「セコム事故現場かけつけサービス」は大きな価値があるサービスと言えます。

これはセキュリティ大手のセコムと提携して、契約者が事故を起こしたときに事故現場にセコムのスタッフがサポートに駆けつけるというサービスです。

自動車保険についてよく誤解されがちですが、通常、契約者が事故を起こしても損保会社の社員が現場に駆けつけることはほとんどありません。

事故を起こした際の救急車の手配、警察への届け出、記録作成などの即時的なサポートは基本的に電話を通じて行われます。

これでもほとんどの場合は問題ないのですが、初心者ドライバーや女性ドライバーなど事故現場での対応が苦手な方は心細く感じることでしょう。

そこで役立つのがこの「セコム事故現場かけつけサービス」です。

事故の連絡を受けたセコムのスタッフが現場にすぐ向かって立ち会ってくれます。

セコムのスタッフは事故の当事者ではないため示談交渉などはできないのですが、気が動転しやすい事故現場に自分の味方がすぐ来てくれるという安心感は大きいです。

事故の相手がややこしい人であった場合にも、理不尽な要求を防ぐなど最低限の対応は期待できます。

また事故対応力評価ではここ数年でトップクラスの評価を得ています。

インターネット自動車保険、代理店型自動車保険を含めてのリサーチでも1,2位を争うほどの評価を受けており、かつての「インターネット自動車保険はサポートが弱い」というイメージをくつがえすものとなっています。

ロードサービスや事故サポート体制の充実など、ソニー損保には大きな弱点が見当たらず「安定感」「安心感」が目立ちます。

ただし保険料はインターネット自動車保険の中では平均クラス、あるいはやや高めとなりやすい傾向があります。

ソニー損保は安さを競いがちなインターネット自動車保険のなかにあって、安さよりも充実したサービス、納得感のある保険料を目指しています。

ソニー損保は顧客も多く抱えているため、宣伝広告を多く打っていながらも経営状態は良好で、安定したサービスを長く提供する下地ができています。

こうしてサービスの充実に積極的で、トップシェアを誇るソニー損保は日本のインターネット自動車保険のリーディング・カンパニーと言える存在です。

必ずしも「最安のインターネット自動車保険」になるとは限りませんが、この安定したサービス内容を重視する方ならまず第一候補として考えてみたいところです。

参照
品質重視&シェア1位の安定感!ソニー損保評価レビュー

 

「イーデザイン損保」~安心の東京会場ブランド!~

次に挙げたいのが、「安心の東京海上ブランド」のイーデザイン損保です。

イーデザイン損保は日本の三大大手損保、いわゆる「三メガ損保」のひとつ、東京海上グループ系列の会社です。

東京海上グループ(東京海上ホールディングス)は、明治時代に生まれた日本人による最初の保険会社「東京海上保険」を出発点としてずっと日本の損保業界のリーディング・カンパニーであり続けています。

安心した事故対応品質をより安く提供しようとして始まったのがイーデザイン損保であり、保険料のコストパフォーマンスにも優れています。

また最近ではソニー損保と同様に事故現場にセコムのスタッフが急行する事故現場急行サービスも始まっており、より信頼性の高いサービスとなっています。

参照
安心の東京海上ブランド!イーデザイン損保自動車保険評判レビュー

セゾン「おとなの自動車保険」~中年層で安さ充実!~

もうひとつ挙げておきたいのが、オレンジ色の広告が目を引くセゾン「おとなの自動車保険」です。

セゾン「おとなの自動車保険」が一番のアピールポイントとしているのが「40代以降のドライバーの保険料を安くする」という点です。

もともと40代や50代は運転に慣れている人が多いため事故率が低く、どの損保でも保険料は安くなる傾向にあるのですが、セゾン「おとなの自動車保険」はこの年代の保険料をより安くして魅力を高めています。

この年代に近い方であれば、積極的に検討してみたい自動車保険のひとつと言えるでしょう。

また、セゾン「おとなの自動車保険」はソニー損保と同様に事故現場急行サービスを提供しています。

こちらはアルソックとの提携によるサービスであり、ソニー損保と同様、事故現場に味方がすぐ駆けつけてくれるという心強いサービスとなっています。 

セゾン「おとなの自動車保険」は、事故対応力も保険料の安さも平均以上の評価となっており、自動車保険で最も充実した個人賠償責任特約(日常生活で他人をケガさせてしまったりモノを壊してしまった場合にその損害を賠償する保険オプション)を備えているなど、他にも豊富なメリットがあります。

インターネット自動車保険への加入を考えるなら候補のひとつに入れておきたいところです。

参照
豊富なメリット!セゾン「おとなの自動車保険」評価レビュー 

<PR>ベストな自動車保険選びは保険料の比較から

以上、現在で当サイトの独自評価による自動車保険ランキングとおすすめのインターネット自動車保険3つを挙げました。

インターネット自動車保険選びで最も重視すべきは「事故対応力」「保険料の安さ」の2つですが、それ以外にも少しずつ各社の特徴がありますので、なるべく多くの評価レビューを参照してみることをおすすめします。

その際に大きく役立つのが自動車保険料の「一括見積もりサイト」です。

 

 

参照
自動車保険の一括見積もりとは?賢い活用法&落とし穴

一括見積もりサイトを使えば、あなたの年齢や車種など様々な条件で変動する各社の自動車保険料をまとめて比較することが可能となります。

まず保険料を比較してからランキングや各社の評価レビューを見比べてみることで、最もスムーズに自動車保険を選ぶことが可能となります。

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